無断で転記または掲載を禁止します。
下部温泉の歴史
神代の時代より戦国時代 下部温泉は、現在日本でも指折りの保養地温泉となっていますが歴 史的にみると、景行天皇の時代(A.C70年頃)、甲斐の国造・ 塩海足尼という者が、領内巡視の折りに発見したものと伝えられて います。歴史上に登場するのは、鎌倉時代に身延山に入山していた 日蓮上人が、千葉小湊の母に宛てた手紙(国会図書館蔵)の中に、 「当地より母上の居ます西の方角に、足腰に良い温泉があるので入 って頂いて楽になってもらえたら・・・・・」と言う下部温泉の記 述があります。室町時代の高僧・抜隊(塩山高嶽寺の開祖)が下部 温泉に立ち寄ったときに詠んだ詩が右のものです。また時が過ぎ戦 国時代になると、穴山梅雪が家臣・佐野馬左衛門に宛てた手紙の中 に、温泉を保護させる命令書があります。 江戸時代
時代では、政情も安定していたため富士川水運の道すがら、商人や 地域の農民及び、湯の奥金山関係者が利用していました。記録として は、中期に編纂された<甲斐国史>の中で「下部ノ霊泉」として記述 があります。それは村記として「承和三丙辰年(A.C835年)熊 野神此二現出シ温泉湧出ス」と記載されています。湯権現の熊野神社 は、その時、藤原修理大夫正信という人によって造営されました。ま た、「天正中穴山梅雪之ヲ再修シ其後神祖御入浴アリシ時制札等ヲ神 官依田氏ニ賜フト云泉主茂八ト云フ農家ナリ」と書かれ、温泉の泉質 や効能についても、「下部温泉は、ぬる湯で底の砂礫が見えるほど澄 んでいて、ほとんど臭いはありません。刀傷・骨折・外傷の人は入浴 すれば、すぐに効き目があります。又、タムシ・吹き出物にも効き目 があります。」と言う意味の事柄が記載されています。  此処で私が先祖から伝わる話をお伝えします。と言いますのも、今 湯元旅館大家を経営していますが、諸事の為、過去多くの下部村につい て語られなかった歴史の重要な場面をここに記しておきたいと思い公開 することにしました。  先祖は江戸時代を通して小さな下部村の代々名主を仰せつかってい た『小源太』と言う家を踏襲しています。甲斐国史の編纂(当時の甲斐 勤番城主・松平氏より勅命を受けた内藤清右衛門が国中の名主に当時の 諸々の村の構成から産物、事象にまで多岐わたる情報を提出させ何年か 掛けて編集しています)に当たっては当時の提出した事象が掲載されて います。その現物は、現在、県の重要文化財として内藤家に保管されて います。 江戸期の温泉場は富士川舟運が盛んになる前はほとんど周辺地域の療養 温泉であったそうです。其のたたずまいは河原にあり、岩場から溢れ出 していて木で囲ってあった浴槽があったそうです。甲斐国史の編纂当時 には、村人は自由に入浴でき周りにに柱を立て屋根を乗せただけの粗末 な野天風呂のような感じだったようです。入湯客は数軒の農家に泊まり 農家に臨時収入をもたらしていたそうです。此処までは、甲斐国史の下 部村名主小源太から提出された内容と私が先祖から聞いた話を合わせた ものです。時代が下って幕末になると、下部村の経済も様変わりし、富 士川舟運の発達や流通の拡大で遠来のお客様が多くお越しになるように なっていたそうです。農家の台所事情も大きく改善し、中には農家から 商売を始める者や、民泊専門になる者が出てきたそうです。当家は郡代 と直結していたので報告専門だったそうです。其の間には黒死病の影響 もあり、ある時期に代々小源太死去のあと、其の任を継いだ島集落の大 屋が市川郡代との折衝・報告に当たっていました(今では残念ですが、 下部村としての資料は、昔の長持ち2つと共に私の小学3年生の時、当 時の富士宮のボロヤさんに買って頂きました。あの時父と祖母怒られて いたことを覚えています)当時下部村は湯奥村から上の平までの小さい 村でしたが温泉場の発展と共に土着の農民がとても裕福になっていった そうです。しかし、土砂崩れ、火事、伝染病など悲しい出来事も多くあ ったそうです。其の為に私の先・・代が小源太の家名を継ぐことになっ たのですが。 明治・大正時代 この時代になると、地元農民も旅館経営に参加し、山間の湯治場とし て栄えていきました。明治13年に来日したベルツ博士よって確立し た温泉科学が明治19年(1889年)発行の<日本鉱泉誌第三巻> によって初めて日本の温泉の統一された資料が公開されました。明治 12〜13年にかけての1年間に下部温泉には、およそ、2万人の湯 治客が訪れていることが記載されています。この時期には有名人も多 数お越し頂き、なかでも、初代東京市長の後藤進平氏は多くの書画を 残しています。  明治時代は国中が幕府からの統制がなくなり、自由に土地所有も商 売も先んずれば成功するようなものだったそうです。  江戸時代から続いている温泉場の発展は疑う余地は無かったそうです まずは江戸の後期に利権とお金を蓄えていた島の大屋の石部森房が今の 源泉館(代々茂八)の長女-持参金として現湯元ホテルの岩風呂の湯- が長男・弘の嫁に、下部温泉では始めての『大森館』温泉付き大型旅館 が誕生するのです。そのことが下部温泉が大きく飛躍する原動力になっ ていくのです。またその長女が婿を取り、よろず物産商店である大島屋 を開業『大森館』の営業をすることになったのです。  ちなみに明治時代において納税制度が本格化した(庶民の納税意識が まだ低いなか)当時八代郡-八代町から身延町大島までの富士川東岸域- で唯一、貴族議員の選挙権を持っていたことで、いかに其の財力があっ たか知るところであります。明治・大正期では年額最低納付一万円でも 簡素なしもた屋なら50棟たったそうです。  当時まだ東京とは遠く、いくら発展していたとしても、年間の宿泊数 は少なく、大いに宣伝に努めていました。当時、徳富蘇峰を招き入れ 下部温泉の記事を書いてもらったり、『大森館』の東京案内所では営業 担当の大島屋の影響で若き後藤新平が下部温泉をこよなく愛してくれま した。前述にも述べた書画はいくつかの旅館に残っていますが、後藤新 平氏のものはほとんど為書されています。私のところにあった『大森館』 分は私が中学生の時、何十本もあったのですが、為書って価値がないっ だってと,母からの話をしましたら、叔母が全部もしてしまい,今はあり ません。  なぜ、後藤新平の話をするのかというと、大島屋の貢献もさることな がら初代、東京都知事であったり、初代台湾総督府の総督に任ぜられて いるからです。氏は無類の温泉好きになっていて、台湾でも北投温泉の 立役者です。皆さん温泉がなぜ、26度以上なのか知っていますか。台 湾の当時の平均気温だとか。またこよなく愛した下部温泉が、当時、現 湯元ホテルの岩風呂や現神泉の岩風呂も今でははっきりしていることで すが当時の温泉地学では理解していなかった表層水の混入のため、26 〜29度であったことがわかっています。このことも、台湾平均気温に 少なからず影響しているとおもいます。  この発展期に下部温泉の指導力体制が大きく変化していきます。この 頃、天皇崇拝、神社の復活があり、下部温泉でも村社(熊野神社)を観 光・結束の中心にしたのも言うまでもありません。旧大森館の当主・石 部弘氏の長男・兼保氏、現源泉館の先・代石部孝氏は従兄弟同士であっ たため、村内の道路整備や周辺整備、神楽導入など観光開発、住民の生 活(親子)関係まで関与していました。現神泉の共同浴場も休憩所を2 階に併設して2回の立替をしたそうです。これにより当時の入り込み客 数は大森館以外は内湯のない旅館でしたので、その客数はおおよそです が6・7倍-明治初期1万人中期2万人後期〜大正期まで伸びていたそうで す。 昭和時代 この時代、特に第二次大戦前ですが多くのご年配の方から語り継がれて の通り、私自身、親戚?の反感を買ってしまいそうなので、あえて多くは 話しませんが、当時画期的な株式会社『大森館』が東京案内所発、不良債 権の乱発で、運悪く大恐慌の翌年倒産したことで、地域経済に大きな爪あ とを残しました。当時のことです、まだ株式も十分発達してなく、有限責 任などは無いも同然だったそうです。当時親戚の長老格であった源泉館の 勧め(しょうがないの一言)で、島の大屋が全債務を負担するしかなかっ たと。当時父が小学6年から旧制中学1年の時期であったと、差し押さえ の悲しい話を何度も聞かされました。他にも色々ありましたが。お金が集 まったところには、いつの時代でも何かが起きるものですね。  この後大戦後まで下部温泉はどろどろしたものや、戦後の無法時期にま がりなりにも後世に複雑な悔恨や不安、猜疑心を残したままに平成まで本 当の下部温泉に関係する人々の生活を真剣に考えさせられることとなる。 勿論、下部温泉と経営、観光、お客様に対してです。 昭和3年(1928年)富士身延鉄道・現在のJR身延線の全線開通 にともない旅館数も著しく増加し、源泉の掘削と温泉地の環境が一挙 に整備されていきました。昭和16年(1941年)発行の<日本温 泉大鑑>によると、昭和14年には旅館軒数12、入湯客は8万5千 人に達していました。戦中から戦後にかけては、下部ホテルが千葉の 国府台陸軍病院の転地療養所に接収されたり、厚生省の療養所設置等 、療養軍人の湯治を受け入れていました。また、昭和19年には、東 京・四谷地域の学童疎開で、多くの旅館に大勢の学童が滞在していま した。当時の方々が、物見台に記念碑を残しています。そして平和に なると源泉開発も進み旅館が増加し、昭和30年(1955年)には 22軒に達し、入浴客も年間19万人を数えています。昭和31年6 月(1956年)には、環境庁長官が、温泉法第14条に基づき下部 温泉を国民保養温泉地に指定しました。これは当地が、温泉利用施設 の整備及び環境の改善に必要な地域であり、温泉の公共的利用の増進 を図ることを目的とした最適地に認められたからです。また、泉効が 顕著であることが認められているために下部温泉病院も開業し健康管 理に適切なアドバイスが受けられる専門医が近くに常勤することにな りました。そして環境や景観がよいことで、気候学的にも休養地とし てできる環境の整備を続けています。スポーツ施設のある下部リバー サイドパークの設置、名所巡りの整備、河川保護からヤマメ振興およ び、イベントの開催と。 平成時代   近年では国民の保養に関する意識も高揚し、温泉地に対する要望も 深まり温泉やその地域の保健的効能が求められるようになりました。 環境庁では昭和56年度(1981年)より、温泉の保健的利用に適 した温泉地を国民保健温泉地として新たに選定しています。当下部温 泉は、国民保養温泉地から引き続き国民保健温泉地として平成3年( 1991年7月)に指定を受けました。現在、年間の宿泊客30万人 ・日帰り客10万人、さらなる環境と施設の充実を目指し、全国でも 数少ない国民保健温泉地として努力をしています。 平成16年の偽装温泉で下部温泉の入り込み客は年間12万人まで落 ち込み今後お客様の信頼回復のために誠実な対応と正しい情報公開が 求められているところです。 平成18年(2006年)前年合併により町名が身延町になり、町では 信頼を失った下部温泉を再生すべき新温泉の掘削を開始し念願の新温泉 を掘り当てました。新泉源はしもべ湯の奥高温源泉と命名され、1年間 の温泉調査を終え平成19年(2007)の2月より分湯が開始されま した。 今後、嘘の無い温泉提供が出来るものと期待します。

抜隧の記述


甲斐国史の記述
下部全図
下部全図
下部駅
下部駅


平成の下部      


下部温泉の性質と利用法

皆さんご存知ですか。浴場利用許可って! 厚生省/環境庁の指導で温泉を利用している浴場 では必ず分析表を掲示する義務があります温泉に お越しの節は確認しどんな温泉か御覧ください。 無断で転記もしくは掲載を禁止します。 温泉については2009年4月12日に更新しています 間違った理解(気泡)のお話です。
多くの低温の温泉では体につく気泡の間違った理解をお客様に伝えています。鍋・やかんの沸騰前 の気泡やグラスに水やビールを入れたばかりの状態を想像してください。従来の下部温泉のような 体の表面温度より低い温泉ではその温泉水にある酸素・二酸化炭素・炭酸ガスの様な揮発性のもの が体の表面で温められて膨張しているだけです。普通の水道水での水風呂でもプールでも全く同じ ことが起こります。温度差が大ければ大きい程、体がその温泉の温度にならない限り、体の温かさ が伝わり易いところに気泡が付くのです。

下部の温泉について

生成  下部温泉は、いわゆる「ぬる湯」といわれて、32度〜34度で湧出する低温の単純温泉 です。最近(2006年)新しく掘削された成分の違う高温の塩化物泉に近い温泉がありますが、 どちらもその生成は、水成岩層の地下に貯溜している温泉といわれていますが、後で述べる 成分分析から、深層の熱源とも考えられてはっきりとは論じられていません。 分析 一般的に下部温泉といわれる温泉の分析表から 特徴は、プラスイオンではナトリウム・カルシウムが多く、マイナスイオンでは硫酸・ 塩素・炭酸水素が比較的多いアルカリ性の単純温泉です 効能 古来より日本では、療養に適した温泉には低温(20〜36度)のものが多く、 ぬるい湯にゆっくりつかるのが良いされてきました。紀元前より温泉入浴では歴史の あるヨーロッパでも、低温泉の入浴が療養・休養に効果があり、発病予防にも良い ことが伝えられています。下部温泉も「療養泉」として化学的分類に基ついて泉質 名をいただいき、各成分に対しての薬効的な根拠により各々の適応の参考となるべき 疾病が示されています。温泉の分析表の下部温泉と言われているものから、 1−外傷性障害後療法(外傷・やけど・手術縫傷・骨折・打撲・捻挫) 2−慢性消化器病3−アトピー  4−神経痛 5−筋肉痛 6−関節痛 7−五十肩 8−運動麻痺 9−痔疾10−冷え症 11−病後回復期  12−疲労回復期 等以上の適応症が上げられています。ナトリウム・硫酸・塩酸イオンが他の成分より多く 含まれている温泉は療養泉として利用されています。また、単純泉(特に療養泉)の良さは一つの物質が極端に 多くなく、色々な成分が多く含まれ、それらが複合的に作用しているのです。例えば、ここで1・2−に有効な 成分は塩酸・硫酸・炭酸水素イオンであり、カルシュウムイオンです。またナトリウム・カルシウムイオンが多 いために4.5.6.7.8.9.10.11―に効果があります。3−にはナトリウム・炭酸水素イオンが 有効なのです。ほかに11.12−の様に、低温浴と高温浴の併用と、後述の温熱・水圧作用と泉質で有効にな るものもありますし、ナトリウム・硫酸イオンが肝臓病・便秘・糖尿病・動脈硬化に有効です。また、カリウム イオンは特に多すぎないのが腎臓の働きを促し利尿作用を促しています。
一般的に温泉の入浴効果にはいくつかの作用があります。それらを下部温泉にそって説明します。 温泉の入浴効果
温熱作用……ぬるい湯にゆったりとつ
かっていても、出浴後に体が温かく感じら
れる。これは温泉にある種々の物質が皮膚
を透して皮下に入り込み皮下の血管を直接
広げて血行をよくするからです。(特に多
くは、ナトリウム・炭酸イオンの作用です。
)また、ぬるい湯は副交感神経系を活発に
し、心臓の動きが緩み脈拍がゆったりし、
血管が拡張されて血圧を低下させます。胃
腸の働きが高まって胃液・腸液の分泌、胆
汁の分泌が高まり食欲が進むのです。体の
興奮・緊張状態も緩和されます。あつい湯
は起きている状態の交感神経を刺激し、ぬ
るい湯とはまったく反対のうごきをするの
で、体調にあわせて入浴方法をかえたほい
が良いと思います
静水圧作用……温泉に入ると、水圧を
受けます。そのため静脈内の血液は、心臓
方向に押し上げられ難なく血流が促されま
す。そのため酸素や栄養が各組織に多く供
給されますし、老廃物や炭酸ガスが早く体
外に排出されます。また、利尿ホルモンの
分泌を増加させ筋肉中の代謝物質を運び出
し疲労が回復します。参考として、腎臓に
大きく作用するのが、利尿薬に使われるカ
リウムです。
浮力作用……運動障害麻痺・機能障害の
ある方は、浮力を利用して、障害箇所をゆ
っくり動かすことができます。これは機能
回復訓練には最も適した作用です。
化学的作用……前段の分析のところで説
明したように、温泉には色々な物質が溶け込
んでいます。これらすべてがどのように体に
働くかはじゅぶんには解明されていません。
ごく少数の物質や泉質については前に説明し
た通りです。同時にいくつかの物質を含有し
ている温泉の生理効果はいっそう複雑になり
効果・非効果の判断は大変難しくなります。
変調作用……人の体内は、一日をとうす
と色々な動きを見せます。体中の自律神経・
内分泌系は上手にコントロールされ正常に維
持されるようになっています。温泉での適度
の刺激は、ホルモンの分泌を正常化する働き
がありますが、この発現には2〜3週間の連
続浴が必要で、一日のスケジュールを決めて
規則正しい入浴、また生活を送らなければな
りません。
予防作用……近年、変調作用の中でも説明
しましたが、生体リズムの調整効果や、心身
医学的な研究が注目を浴びています。温泉に
連続して入浴することで、次の効果が高まる
ことが認められています。
・ 耐熱・耐寒性に及ぼす効果
・ 坑動脈硬化作用
・ 毒物感受性の低下・解毒作用
・ 坑アレルギー作用
下部温泉で試したい入浴法・飲泉法  下部温泉の旅館は、従来の低温泉新しい高温泉の二つの浴槽をもっています。 次に上げる点を守って、十分温泉の効果を引き出しましょう。
  入浴前(準備)        1長旅で疲労しているとき        2人と言い合って興奮しているときは落ち着いてから入りましょう。        3激しい運動で疲れたとき        4食事後すぐ血液が筋肉・消化器に集まっているため30〜60分は         休息をとってから入りましょう。        5朝起きてすぐのとき体温調節機能がないため、体が十分起きてから         入りましょう。        6飲酒直後血液が動揺しているので、ある程度覚めてから入りましょう。   入浴直前        入浴前には、かならずかけ湯・かぶり湯をしましょう。衛生面はもち        ろん、一時的な血圧上昇を抑えるとともに温熱刺激の準備運動にもな        ります。なるべく先にぬるめのお湯に入ることをお勧めします。   入浴中        ゆったりとくつろいで入りましょう。運動機能障害・麻痺の人は、ゆ        っくり患部を動かすことを心がけてください。高血圧症の人・心臓病        の人は、高温浴(42度以上)のときは部分浴・半身浴に心がけ、低        温浴では寝そべるようにゆったりと入浴してください。   入浴時間・回数        温泉に着いた日は、1・2回の入浴にし、次の日からは通常3・4回        くらいが適当だと考えます。一回の入浴時間は、低温浴で30〜40        分位、高温浴で5〜10分位が適当で、全部の入浴時間は40〜60        分前後にしたほうがよいと思われます。しかし、体調のよしあしで回        数・時間を判断してください。また、ぬるい湯にゆっくり入ることが        効果を高めるのですが、一日にあまりに多い入浴は、体を疲れさせる        原因です。   入浴後        温泉成分の効果を持続させるためには、お湯からでてすぐに真水やシ        ャワーで洗い流さず、水分をぬぐう程度にします。はっきりとは言い        切れませんが、体を洗うタイミングは、入浴して5〜10分後の方が        後の皮膚からの温泉成分の吸収が良いと言われています。温泉は入浴        効果と成分のため、ぬるめの湯でもからだが暖まっているのでタオル        で拭い、すぐに衣類をつけてつめたい空気に触れなければ湯冷めや風        邪はひきません。入浴後は30〜60分位の休息が必要です。横にな        って休めばなお良いと思います。   飲泉        下部温泉は昔から飲み湯番付け・東日本の大将格です。慢性消化        器症の人や、体質改善をめざしている人、病後回復期の人に多くご        愛飲いただいています。特質はカリウムイオンの量です。    成人の摂取量/一日200〜1、000ml(一回50〜200ml)        上記の量を大まかな目安としていますが、下部温泉は単純泉なので、        多少多めに飲んでも悪くはないと考えます。分析をふまえ、ナトリ        ウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・塩酸・硫酸・炭酸水素        ・炭酸イオンなど、細胞の組成に重要な成分が、天然の温泉水として        存在していることに、驚きを隠せません。
1リットル・2リットルはご自由にお持ちいただいています。温泉
販売は、10 リットルが250円を目安にしています。.